Skip to content

Latest commit

 

History

2 Commits

Folders and files

NameName
Last commit message
Last commit date
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Repository files navigation

COA Self-Host on AWS(オントロジー+GraphRAG ナレッジ基盤)

AWS Context Ontology Accelerator(COA) v0.1.0 を 自分の AWS アカウント(オレゴンまたは東京リージョン)にセルフホストし、 RAG(ベクター検索)を置き換える「オントロジー+GraphRAG」ナレッジ基盤として、 Web UI・REST API・MCP(エージェント連携)の3経路から利用できるようにするためのガイドとサンプル一式です。

プロジェクト概要

通常の RAG は「文書を割って埋め込み、似た断片を返す」仕組みのため、集計・結合を要する質問や 「どのデータを見てよいか」の統制が苦手です。COA は、人間が承認したオントロジー (テーブル・カラム・外部キー・用語の知識)を土台に、質問を3層カスケード (①メトリクス完全一致 → ②自然言語→SQL → ③GraphRAG)で解決します。 確定値は SQL で正確に返り、利用者ごとの行・列レベルのアクセス制御も効きます。

本リポジトリは、COA v0.1.0 の実構築(全16スタック、テストデータ投入、3層の回答検証、 MCP 6ツール接続)を完走した実測記録に基づき、コピー&ペーストで再現できる導入手順として 整理したものです。構築過程で発見した COA 本体のバグ(us-east-1 以外で MCP 実行系が 全滅するリージョンバグ)への修正パッチ、コスト削減パッチ、埋め込みモデルの コンプライアンス切り替え(Cohere → Amazon Titan)手順を含みます。

アーキテクチャ概要

CDK スタック16個(メインリージョン15個+us-east-1 に CloudFront 用 WAF)で構成されます。 入口は CloudFront + S3 の Web UI と AgentCore Runtime の HTTPS エンドポイント(API/MCP)、 認証は Cognito(外部 IdP のフェデレーション対応)、知識ストアは Neptune(ナレッジグラフ)+ OpenSearch Serverless(ベクター)+ Glue/Athena(構造化データ)+ DynamoDB(メタデータ・権限)、 推論は Bedrock(Claude 系 + 埋め込みモデル)です。 詳細は install_guide/guide_00_overview.md を参照してください。

前提条件

  • AWS アカウント(管理者相当の IAM ユーザー/ロール。ルートユーザー不可)
  • Bedrock で Claude 系モデルと埋め込みモデルのモデルアクセスを有効化できること
  • ローカル環境: Python 3.12 / Node.js 22+ / pnpm / uv / Java 17+ / Docker
  • 目安コスト(オレゴン実測): フル稼働 約$1.9/時、停止運用時 約$0.44/時($10.6/日)

クイックスタート

新規に構築する場合は install_guide/guide_00_overview.md から 順に読み進めてください。ガイド01(事前チェック)→ ガイド02(デプロイ)→ ガイド03(コスト運用)→ ガイド04(ナレッジ構築)で、サンプルナレッジへの質問応答まで到達します。

構築済みの COA にプログラムからアクセスしたいだけの場合は install_guide/guide_05_api_and_mcp.md と notebooks/coa_query_sample.ipynb を参照してください。

ディレクトリ構成

install_guide/     導入手順(00〜08。ここから読む)
scripts/           環境チェック・停止/起動・データ準備・MCP 検証クライアント
notebooks/         API アクセスの Jupyter Notebook サンプル
datasets/          検証用の合成データセット(変化点管理票100件+機種マスタ+規程文書)

ガイド一覧

ガイド 内容
guide_00_overview 全体像、アーキテクチャ、リージョン選択(オレゴン/東京)、コスト概要
guide_01_prerequisites ツールチェーン、AWS 側チェック、東京リージョンの事前確認(モデル提供状況)
guide_02_deployment COA 取得、必須パッチ4種、CDK デプロイ、管理ユーザー作成
guide_03_cost_operation 停止/起動スクリプト、予算アラート、コスト実測
guide_04_knowledge_onboarding データ投入、Scan → FK 承認 → オントロジー生成 → メトリクス登録
guide_05_api_and_mcp 必要な ID・URL の確認方法、トークン取得、MCP、Notebook
guide_06_application_integration 認証・認可の仕組みと本番アプリの認証パターン(IdP フェデレーション)
guide_07_troubleshooting 実際に遭遇した全18事象の症状・原因・対処
guide_08_ontology_design オントロジー設計ガイド: COA の用語解説(Tier・クラス・ノード等)、サンプルデータの設計判断、自ドメインへの適用手順

重要な注意事項

検証は us-west-2(オレゴン)で実施しています。 本ガイドの手順・所要時間・コストの 実測値はすべてオレゴンでの実構築によるものです。東京(ap-northeast-1)に構築する場合は、 各ガイド冒頭の COA_REGION を ap-northeast-1 に設定したうえで、 ガイド01 ステップ7 の事前確認(AgentCore・ Claude 推論プロファイル・埋め込みモデルの提供状況)と ガイド02 ステップ4-4 のモデル ID 置換を必ず実施して ください。東京での構築は本ガイドでは未検証です。

認証はナレッジ開発用ではなく、API の認可基盤そのものです。 COA の API は JWT 必須で、 検証済みトークンの身元から利用者ごとの見せてよいテーブル・列を強制します。 アプリケーションに組み込む際も「認証を外す」のではなく「トークンの取り方を自動化する」 のが正解です(リフレッシュトークンによる自動更新、社内 IdP のフェデレーション)。 詳細は ガイド06 を参照してください。 なお本ガイドの検証で使う USER_PASSWORD_AUTH は開発環境(env=dev)のみで有効です。

コストは停止運用が前提です。 アイドルでも約 $10.6/日かかります。作業終了時の scripts/ops/stop-coa.sh を習慣化し、Neptune が停止から7日で自動再開される仕様に 注意してください。1週間以上使わない場合はフル削除(再デプロイ62分)を推奨します。

埋め込みモデルは選択制です。 COA の既定はサードパーティの Cohere Embed v4 です。 組織のポリシーで利用できない場合は、Amazon Titan Text Embeddings V2 への切り替えパッチ (ガイド02 ステップ4-3)を適用してください。 検索精度が同等以上であることを実測で確認済みです。

データセットはすべて架空の合成データです。 機種名は実在する電子レンジの型番を 識別子として借用していますが、変更内容・評価内容はすべて創作であり、実際の製品開発・ 品質情報とは一切関係ありません(datasets/change-point-management/README.md)。

サポートとコントリビューション

手順の誤り・改善提案は Issue / Pull Request で歓迎します。特に、東京リージョンでの 構築実績(モデル ID の組み合わせ、遭遇した差分)の報告は歓迎です。

ライセンスと参照

バージョン履歴

v1.0.0(2026-08-17)

  • 初版公開
  • COA v0.1.0 の実構築(オレゴン)に基づく導入ガイド 00〜07 と オントロジー設計ガイド(guide_08: 用語解説・設計ケーススタディ・適用手順)
  • リージョンバグ修正パッチ / Neptune 縮小パッチ / Titan 切り替えパッチ
  • 検証用合成データセット(変化点管理票100件+機種マスタ+規程文書)と投入手順
  • MCP 検証クライアントと Jupyter Notebook サンプル(設定値の自動発見つき)

About

No description, website, or topics provided.

Resources

Stars

0 stars

Watchers

0 watching

Forks

Releases

Packages

Contributors

Languages